「くそっ・・こんなはずじゃ・・!」
人生に誤算はつきものであり、そのせいで時には悩み、時には悲しみ、時に怒るもの。
だけど、逆に誤算の無い人生なんてのは、ハッキリ言ってつまらないだろうと僕は思う。
何もかもが自分の思うままに動いて、全てが計画通りだと、
それが当たり前で、何の感動も感じなくなってしまうだろうからだ。
が、嬉しい誤算ならまだしも、やはり誤算なんてのは少ないに越した事はない。
僕もまだまだ人生そう長くは生きていないが、悲しい誤算は相応に経験してきた。
そんな中でも、特に自分の印象に残っているのが、
僕が初めて救急車に乗った時の話である。
僕は頭痛持ちだ、
だから少々の痛みなら「毎度のこと」で済んでしまうのだが、その日は違った。
昼休みが終わり、寝ぼけながら仕事の支度をしていると、なんだか頭が痛い、
翌日から新しいコース料理が始まるので、その準備をしていると、頭痛はますます酷くなる
こりゃマズイ、少しだけ休もうとトイレにへたり込むと、
もう、手の施しようも無いほど頭痛は酷くなっていた、
脳梗塞?脳内出血?色々な憶測が浮かんでは消えていき、
「このままでは死ぬ。」と思った瞬間、なんとかトイレから這い出て助けを呼び、
やって来ました救急車、
その後の事は覚えていないが、まさかその後、更なる試練が僕を襲おうとは!
意識が戻ってきたのは、病院のベットの上で点滴を打ってしばらくしてからだった、
聞けばどうやら入院する事になったらしい、
俄然燃える俺!
入院って言ったらエロい看護婦の一人もいて、夜の回診にはとんでもない事になるはず!
などという漢の夢は儚く散り、「そんなバカな!!」と入院した以上にショックを受け、
初入院は無事終了。検査の結果も異常なし。
そういうのは誤算って言わないんじゃ・・なんて言わないでくださいねっ。