「お、お前達等??」
なんでもない体育の時間にそれは起こった。
授業中、僕と友達は、いつものようにふざけてじゃれあっていた。
(多分、相手を攻撃するふりをして、わざと大げさに痛がるような事をしていた)
その流れで、僕がその友達の股間を蹴り上げる”ふり”をすると、
「ホぉウ!!」と叫びながら飛び上がる友達。
その時だった
「何をやっとるんだお前達等ァ!!」
鬼気迫る叫び声が背後からこだました!
恐る恐る振り返ると、鬼の形相にもかかわらず、体育教師らしい美しいフォームで
砂埃を巻き上げながら(本当にそう見えた)こちらに先生が走ってくる!!
「お、お前達等??」
”お前達”なのか”お前等”なのかどっちなんだ?
と、あのときの僕が考えたかどうかは覚えてないが、
5倍速とも、スローモーションとも思える一瞬のうちに
豪快な内股から流れるような動きで袈裟固めを極められ
「そんなことしたらどうなるか分かっとるのか!?」と
耳元で怒鳴られるも、
受身も知らないまま思いっ切り投げ落とされたので
痛いのと、苦しいのと、何が起こったのか分からないのとで、パニック状態だった
いや、完全に誤解だし!
あの時は悔しくて、その先生をかなり呪ったが、
後々には、笑い話となって、今では
「(´-`).。oOあの時、投げられて良かった」とさえ思える。
最近は先生と生徒の間に、暗い話が多すぎる、
つらい過去を笑い話にするぐらいでなけりゃ
ホントに楽しい事って見えてこないと僕は思うのです。
思えばあの時から軽いMに目覚めたような・・・
ありがとう先生!