「○○専用○○かよ!」
男は走っていた、ほんの数分前まで飲んでいたせいもあって、
心臓がツーバスを踏んでいたが、今はそんなことを考えている場合ではない。
「やっぱりこうなった、、だからあんな時間から飲むなんて・・・」
愚痴っても後の祭りだが、誰かのせいにしなければやってられない。
「今日もケンカかな・・・先に寝ててくれると助かるけど。」
視界に入った電光掲示板が終電の時間を知らせている。
かばんの中の定期を探すのに少し手間取っていると、上階にあるホームに
電車が入ってくる音がしてきた。
ドラ○もんよろしく定期を取り出すと、改札を抜けて一気に階段を駆け上る!!
「間に合え!」
心の中で叫びながら一番近くの乗車口に飛び込んだ!
同時に背後で扉の閉まる音を聞く。
「ヨシッ!やってやった!」
誰もいなかったら勝鬨を上げていたところだ。
〜〜駆け込み乗車は危険ですのでお止めください〜〜
どうやら注意されてしまったようだが、今は耳に入らなかった。
汗の量が尋常じゃない、こんなに息を切らすのは何年ぶりだろう?
ハンカチハンカチ、とりあえず滲み出る汗をなんとかしようとカバンに手を入れた瞬間、
奇妙な違和感を感じて首を上げると・・・
「女性専用車両かよ!!」
普段乗らない時間ゆえやらかした(;゚д゚)
まずい、
完全に変態である。
額を汗でギラギラと輝かせて、鼻からプヒュー!プヒュー!と
怪しい音を立てている自分をどうにか収めようとするがそう簡単ではない。
間違っただけなんです。どうかみんな分かって!!!!
電車が止まるまで身動きとれずにただ、祈ってました。
階段上ってすぐじゃ間違うに決まってんじゃねーか!チキショーー!
見出しでガンダムの話だと思った方は、正しく育った成人男子です。